石灰岩はカラカラに乾いていた。 多分今が、状態は最高なのだろう!。例年なら時期的に花崗岩に移行し始めるころなのだうが、今年は若干遅くするべきなのかもしれない。 数日前に雨が降ったが、岩の表面を湿らせる程度だったようだ。 昨日は、5月だというのに、30度近くまで気温が上がり、さらに無風だった。 そして今日は、朝から強烈な北風が吹いている。 しかし、陽気も良く、登るにはまずまずな日だろう!。 ここに来る途中、林道入口付近はびっくりするくらい風が強かったが、岩場に着すると、周辺は午前中いっぱい穏やかだった。 山は、稜線や壁の向きによって、自然環境がだいぶ変化する。 まさに午前中は天国だったが、午後は風が吹上冬の様な寒さとなった。 昨日も仲間が数名来ていたのかもしれない?14以上の高グレードが付くだろうと思われるラインのホールドは、所々チョークの跡がビッシリだ。 ここに来ると、まだ全然登っていないフランケも気になるが、この「大収穫祭ルート」は、今この時期にムーブを作らないと到底登ることは出来ないだろうと思われるラインだ。…梅雨入り後は、徐々に熱くなり、ムーブは全くこなせなくなるだろう。 久々、「出来る限り、頑張ってみたい。」そう思わせるラインだ。
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