Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2012年10月17日 の日記 ......
■ grand jeté 12Cとす   [ NO. 2012101701-1 ]

 この夏、随分苦しめられたこのライン、空気が乾き始めると途端にイメージが変わった。
 そうなると、難しいのが確信のワンムーブだけなのだが…、全体を見通すと長さもあり、RP時には久々前腕はパンパンになっていた。
 プロテクションは決まる場所が、ある程度限られ、ランナウトは必至となるため、プロテクションを固め取りして突っ込むことになる。精神的に厳しい面はある。

 僕が、初めて触ったのは春だった。その時はムーブは意外とすぐに出来、12A位かと思った。しかし、その後上部スラブに悩まされた。

 掃除が済むと、スラブのムーブは直ぐに固まった。

 夏になり、チャレンジしようかと思ったとたん、核心が出来ない日々が続いた。

 春に出来た動きが、出来ないのはなぜか?結構悩んで、ぶら下がっっていたが、秋になり楽にこなせる様になった。そのため、グレードは確定していないが、12bc程ではないかと思われる。

 
 

 今朝8時半頃だっただろうか?久々に、このエリアの山に入ると、より季節を感じるように、空気中の澱(オリ)は水分と一緒に地面に吸収され、空が高く、木々は色付いている。
 気温が下がっている分、地面の土は、水分を掴み離そうとはしないが、逆に岩に乗っている土や苔(たい)及びコケ類は既にカラカラに乾いている。
 夏の間、元気よく動き回っていた両生類や甲虫類の姿は見えなかった。

 午後になり、チャレンジし、核心が止まった時とRPした時、ビレイヤーのKさんも喜んでくれている事が、登っていても感じられた。本当に良いチャレンジだった。

 グラン・ジュテとしたのは、核心ムーブのイメージからである。

 グレードは所々大きくレスト出来るため、下がる可能性は高いが、12Cは取りあえず私が感じた素直な気持ちだ。

 このエリアでのいい季節も残り少ないので、今日RP出来本当に良かった。
 Kさんも、目標ラインをRPする事が出来た。その後、少しづつ小雨が始まり、エリア全体が夕方には薄らとしたガスに包まれた。しかし、私たちは、岩小屋の下でゆっくりと撤収し、帰路についた。

 Kさんありがとうございました。

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2012101701-2 ]
 あのエリアで最高の1本だと思います。実は登っている間に雨がぽつぽつと来ていました。酷くならなかったのは今までの努力が幸運を呼んだからかも知れませんね。
また次の目標に向かい頑張りましょう。
K 2012/10/19 21:36:53 

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