Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2012年10月13日 の日記 ......
■ Planner&Record staffのTrip 2日目   [ NO. 2012101301-1 ]

 快晴、朝5時40分過ぎには目が覚めた。昨晩は0時少し前に寝たように思うが、どうだろう?寝る前に流れ星か人工衛星かUFOか良く判らないが、何やら飛んでいたのをよく覚えている。それを最後にシュラフに潜った気がする。
 海を見に行くと波打ち際は、若干昨日より暴れているように感じる、しかし然程問題なさそうだ。
 いよいよ、チャレンジの始まりだ。
 トイレに行き、展望のきくところから写真を撮って戻ると、天場で山ちゃんがコーヒーを入れていた。昨晩はビールと焼酎をたらふく飲んだが、コーヒーはそれほど不味くは感じなかった。二日酔いは、それほどないようだ。
 昨日温泉に浸かった僕以外、起きた順に朝風呂に行っていた。窓からは千貫門が見渡せ最高らしい。僕も朝行けばよかったと後々思った。夜は真っ暗闇で、何も見えず、ただ湯に使ったに過ぎない。
 朝食はF田君が用意してくれた。炭水化物メインのカロリー計算された食事は、完璧だった。体に力が入る。その間に、他の3名で撤収に入る。
 食事と天幕をのんびり片付け、スタート地点に移動した。岩地海水浴場脇の駐車場に到着したのは、8時半程だっただろうか?。ここは夏期しか空いていないため、トイレ脇の小さい駐車スペースしかない。しかし、そこは既に釣り客でいっぱいになっていて、停められそうもない。

 路駐し、先にカヤックの準備をする。3艇用意し、2艇は一人乗りにするつもりだったが、1艇から微かに空気の漏れる音が聞こえる。パンクが発覚した。
 仕方なく、1艇2人乗りとなった。苦労して膨らませた1艇をまた潰し、大幅に作業時間に割かれ、用意ができたのは10時を回る頃だった。仕方がない、なれない作業は時間ばかりかかってしまう。しかしその頃には徐々に釣り客が減り、駐車場が空き、車を駐車場に入れることが出来た。
 いよいよ出廷だが、今思うと、あのエントリーした時間帯が最も荒れていた様に感じる。満ち潮だったのか漕いでも漕いでも舟が前に進んでいかない。

 防波堤や岩場で釣りをしていた連中は、不思議な様子で眺めていたことだろう。

 シーカヤックでスイスイ、イルカの様に進むのであれば、憧れの対象だろうが、頭にカメラまで付けた、インフレタブルで必死になって漕いでいる絵は、ちょっと共感できるものではないだろう。
 しかし、僕らは(僕は?)大真面目だったし、早く千貫門をくぐることを考えていた。
 ちょっとずつ沖に出て、岸がはるか遠く見えたとき、安心した反面、ゾワゾワと恐怖が襲ってきた。

 海が畝っている。それも高低差は軽く5mはあるように感じられる。時たまウネリは小さくなるものの、逆に小さいウネリだと三角波が大きくなり、舟が云う事を効かなくなる。初めて感じる、海原という言葉の実感は恐怖だった。

 まさに、空と海といった感じだ。

 海岸線の方に近づきたい気持ちがあるが、海岸線付近は、海水面がさらに高い位置まで盛り上がり、壁に激しく衝突し、白波となっていた。

 途中ダイバー船が通るが、すごく楽しそうだ。多分まだ海中は、それほどこのウネリを感じずに、魚と戯れられるのだろう。浮上すれば大きく安定した舟がまた陸まで戻してくれる。きっと楽しいに違いない。
 僕たちは、多分この頃には小一時間程漕ぎ進め、既に船酔いが始まっていた。腹のあたりがフワフワし、パドルに力が入らなかった。
 千貫門のすぐ北の岬の先まで来た時、F田君がそろそろ「この辺でどうでしょう」と言ってきた。もう少しでゴールという気持ちがなかった訳では無いが、来た道を戻ることを考えると、内心ホッとした。
 ケジメが付くところまでは、起案者からの中断が言いづらいこともあるが、千貫門を海上で目前に確認た事もあり素直にUターン出来た。
 Uターンすると、先には海原ではない、陸の景色が広がっている。それだけで気持ちが軽い。やっとのことで戻ったとき、若干海は静かになっていたようだった。
 陸に上がっても暫く船酔いは続いていた。

 しかし、全員初めての経験と興奮と安堵感で、テンションが上がり、会話が楽しかった。 
 すべて撤収し、帰る前に無料の平六地蔵露天風呂に入り、帰宅となった。
 帰路は順調で16時には家に着き、みんなにカヤックの洗浄まで手伝ってもらい、別れたが、その後とんでもないことが発覚した。
 5年近く愛用し、今回も陽介くんにお願いし、撮影していたムービカメラの姿がない。多分、平六地蔵露天風呂に入った際、使うことのないカメラを籠に入れてしまい。湯に浸かりその事を忘れてしまい、置いてきてしまった可能性が強い。
 急いで、地元駐在、観光協会に電話をし、探していただいたが既になくなっていた。

 ショックは大きい。そのことに対してはどうにも、うまく文章表現できないので、終了したいと思います。メンバーの皆さん、大事な映像を無くし、すみません 。

 残った映像で編集し、プレゼントしたいと思います。

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Content-Disposition: form-data; name="image"

http://noborundar1129.diary2.nazca.co.jp/2012/img/2012101301.jpg
...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2012101301-2 ]
お〜!トリップ大成功ですね! 綺麗な海、楽しいクライミング、楽しい仲間、最高ですね〜。
U2 2012/10/14 21:05:34 
■(無題)   [ NO. 2012101301-3 ]
とても楽しかったです。
ゴープロの広角の画像かなりいい感じですね!
映像が楽しみです。

GUCCHI 2012/10/14 21:31:22 

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