城ケ崎のマリオネット。このラインは昨年スコーピオンを触り、その難しさに未熟さを感じてエイドダウンした後触り、こちらはいい目標になりそうだと感じたことから、今年再びシーズンを待ちチャレンジすることとなった。 2日の予定でF田君に付き合ってもらい、チャレンジのつもりだったが、2日目の今日は、急きょY岸さんと二人でアストロドームへ向かう事となった。 アストロドームは、先日より若干乾いていた。12月がシーズンとは聞いていたが、今年は暖かいためか?、まだまだ湿気を帯びて黒々して見えるところも多い。 Y岸さんの取りついた、ブリザードも下部は濡れているように見えた。 そんな中、マリオネットは十分楽しめるほどの状態となっていた。 適当に岩の隙間に手を入れてぶら下がった後、1便目からパワー全開で取りつくも、最後の5m程でカムが背中に回ってしまい、なかなか取れない状態に!。取ったと思ったらカムとカムが絡まり、外れず結局テンションとなってしまった。 立体的なクラックのほぼルーフのような状態で、30秒以上体を支えているのは、なれないとなかなか至難の業といった感じだ。 2回目はチムニー状から出る前に、必要なカムを腰のギヤスリングに移し、スムーズに核心まで行き、若干悪いハンドで、カムの位置を修正してから、核心をこなし終了点にクリップする事が出来た。 このラインは、僕にとってNPでは初の12となりいい思い出となった。 そして、それ以上にY岸さんのトライとRPまでのプロセスは、僕には目から鱗といったもので、ビレイしていて、かなり勉強になった。多分Y岸さんは、次回壁の状態が良ければRPしてしまうんだろう。チャンスがあれが是非その時もビレイし見てみたい。写真はブリザードを登るY岸さん |