Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2011年05月07日 の日記 ......
■ 井戸底エリア   [ NO. 2011050701-1 ]

 仲間内でクラックラインを登る人は多くはないが、僕の気持を理解してくれる人もいるし、同じ感情を抱くU2の様な奴も今後は(というか、本当は私の方が、彼の硬派なクライミングに影響されているだけの様な気もする。)、増えてきそうな気がしているので、取りあえず、僕のケジメとして、見ている人も殆どいないこのページで、今春チャレンジしたエリアのトポをのせて、終了しようと思う。
 この岩は以前から知っていたが、通年登れる訳ではなく、シーズンは多分春先の短い間だけだろう。
 岩質は、白く固い質感の斜めに層が重なったチャート壁である。
 写真の1番(10A)から3番(11C)のラインは全てNPのトップアウト課題だ。

 しかし4番(12A)の課題は、終了点を事前に設定してほしい。最後に決めるプロテクションが、緑のエイリアンかブルーのマスターカムになると思われるが、それは5割ぐらいの確率で、衝撃荷重がかかると滑って、抜けてしまう傾向にある。もし、そのままトップアウトする際、万が一失敗すると、グランドホールの可能性もあるので、上部立木で岩のリップ付近に終了点を作ってから、チャレンジしてほしい。
 2番(10C)のラインは中間部でプロテクションが取れなくなるが、よく見るとテラスの脚元の溝の様なクラックにナッツが2カ所決まる。確かBDの4番5番あたりだった気がする。それをセットせず進むとRが付くほどにランナウトし、グランドホールは間違いないだろう。又は、マスターカムのグレー(00)なら決まる場所があるかもしれない?グレードは10Cだが精神的プレッシャーは大きく、オンサイトは狙わない方が賢明だと思われる。
 ライン名だが@FROGMAN大海への脱出10A 初登者は藤島・小林、A磨崖仏10C 初登者は宇都宮、Bライン名検討中11C 初登者は宇都宮、C屠龍技12A 初登者は藤島である。
 最後に、勝手なお願いだが、ここはNPで十分登れる場所であり、人気登山ルートの直ぐ脇であるため、今後もボルトを打ったりしないでほしいと強く思う。

 周辺には目立ったボルダーも多く、まだまだ遊べそうなので場所に関しての公表はK氏及びU2・日登の面々に任せたいと思う。

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2011050701-2 ]
 私のHPからも場所は非公開で簡単なコメントをupしました。
 話は変わりますが、現在の言い訳じみた「想定外」の時こそ、ある意味で「屠龍技」が必要なんですね。
K 2011/05/08 20:03:39 
■そうかもしれません   [ NO. 2011050701-3 ]
 いざと、いう時の職業と常に意識していますが、その分いろいろ無駄に感じる時もあるのが、正直なところです。
 火災、震災、サーズや鳥インフル、交通事故や病気全て必要としないながら、切り離せない龍かもしれませんね。
 まあ、そう言った事を踏まえてこそ、平成な生活があるのかもしれないんですが。
フジ 2011/05/08 21:12:41 

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