Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年07月26日 の日記 ......
■ カモシカサイドロック   [ NO. 2010072601-1 ]

 カモシカサイドロックの「ポケットマントル」はグレードこそ低いものの、その内容は多くのクライマーを唸らせるものだろう。
 U2が良く言う「落ち無いクライミング」を確実に実践出来なければ、それは大きな怪我にも繋がるだろう。
 新しいハンガーボルトの直ぐ脇にリングボルトがあり、それが当時グランドアップで開かれた時のものであることを考えると、今でも当時の熱い思いは伝わってくる。素晴らしいラインだった。
 「キビタキ」や「オオルリ」は短いながらも、素直ないいラインのクラックで、今の自分の身の丈にあったグレードであった。それらの鳥も、夏季に飛来し、美しい声で鳴く小さな小鳥だが、イメージ的にはそんな感じのラインだったようにも感じる。
 アップで登った「発熱の街角」を含め、4本をオンサイトした後、「アルバトロス」を一本目のRCCまで5m程登り、木の枝の上に顔を出し、全景が見えたとき、2本目が更に5m程上に見えた。2本目まではクラックらしい溝はあるものの、かなり大きめのカムとなり、セットも悩んでしまうようなものであったため、そこで敗退し、エイドダウンとなってしまった。次回チャンスがあればまたチャレンジしてみたい。
 今日登ったラインはどれも、今風に言うとトラッドというやつか?最近解ってきたが、簡単に言うと、真剣と竹刀の違いなのだろう。竹刀は防御をかえりみず攻撃の錬成のため、うまれたとも聞く。しかし、それはやはりバーチャル的にも感じるものだろう。どちらも壁をつくらず、学びたいものです。


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