昨日の山行は、新緑と淡い色の花が咲き、麗かに日がさしていた。 久しぶりに微睡みの様な陽気で、体からストレスというガスが抜けるかのような、スローテンポのクライミングが出来た。 F田君とも半年ぶりに同じ勤務サイクルになり、陽介君と共にGroup flowの復活といった感じだ。僕にとっては、頼もしく最高の時間が増えることは確実だ。
F田君と岩場に到着してみると、南西壁は部分的に濡れている、奥の「多摩自慢」付近は、完全に乾いていた。南東壁は概ね全て登れる状態であった。襖岩は、登れなくはないだろうが、かなり湿っている状態だ。 全体的に思った以上に遊べそうだった。乾きは、いまいちのイメージがあったが、そうでもない。 僕は「多摩自慢」をアップのつもりで取りついたが、2回も負荷してしまい。オンサイトを逃した。見た目とはだいぶ違い、シッカリとした岩で流石に面白い。スタートから意外とパワフルで恐怖感も煽られる。名前も良いし、星がつくラインで、10台を一生懸命やっている人には是非お勧めのラインだと感じた。 その後、取り付いた「アドレナリンジャンキー」はやはり、一カ所ムーブが繋がらず、終了してしまった。まだ2日だが、僕の感覚だと、やはりかなりの高グレードに感じる。また次回頑張りたい。
そして今日は、U2と久々に白妙ディンプルに行った。やはり乾きは良い、ちなみに正面壁は真っ黒で、滴が垂れていた。 ディンプルフェイスの左端から順番に登るも「クロコダイル」はラインに拘ると、かなり厳しくとても面白いラインになる。テンションが入ってしまった。 良いラインというのは何度やっても面白い。 15時頃には、岩場を後にし、釣りでもしようと帰宅途上車を停車させると、途端に雨がバタバタと降り始めた。 あまりにタイミングが良すぎるため、間詰だけを狙った僕の釣りに、神様が待ったをかけたように感じられた。 山吹やタンポポなど黄色の草花が咲くと、羽虫が増え、魚の活性もあがり、竿をしならせてくれ、一段と面白い季節なのだが、摘まみを一品増やすことは諦め、帰宅することにした。 何だかんだと、神様に止められ釣りが出来ずクライミング一色になりつつある僕の余暇は、それなりに満足なのだが、CE主義をCR主義に変更すべきなのだろうか?迷う? 写真はF田、陽介君と一緒に行き始めた、3年前の河又のものです。 |