Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年02月19日 の日記 ......
■ family area   [ NO. 2010021901-1 ]

 とうとう、面白さを実感してしまった。

 baby、sister、uncle、father、mother、 brotherの順に取りついたが、どれも僕の今のグレードにマッチした素晴らしいラインだった。久々に「落ちないクライミング」を実践できた。成果は、二人とも(U2&僕)全て、F又はオンサイトで登れた。

 特にファザークラックを登りきった時は感動に似たものを感じ、喜びの声とともに自然と「ナチュプロおもしれー、クラック最高ー!」と叫んでいた。

 このまま、暫くこのエリアで登っていれば上達しそうな気がして、モチベーションも一気に上がってくる。クライミングを始めたころを思い出す。

 

 午後になり、ブラザークラックを登っていると、後ろから声をかける人がいた。不動沢で、ちょくちょく一緒になったH野さんが立っていた。最近はI川さんと、三宅で開拓したりもしている様でいろいろ面白い話が出来た。

 やはり初登は、岩はかなり汚いらしいが、物凄く楽しいらしく、話は盛り上がった。

 想像するに、未だガスが発生し、他のクライマーなど来るはずもないようなその岩場は、落石や崩壊などの危険性はあるものの、まさに鳥とクライマーだけの世界でバムクライマーには堪らないんだろう。

 彼は、会話の最後に「帰って来たくなかった。」と言っていた。

 自分自身の感性をフルに使って登ってる人達って、みんな似たような事して楽しんでるんだなーと、共感してしまった。

 そして、「そのうち、時間が合えば僕も一緒に行ってみたいなー」と思ったが、今の実力では怪我のもとなので、もっともっと経験を積みたいと感じ、それを言葉にすることが出来ず、のみこんでしまった。


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