二日前から確信のムーブが頭の中をグルグル回っている、この感覚は久しぶりだ。最近は、難しく、短いラインに多く取り付いていたので、長さがあり、弐の腕に充実を感じる石灰岩のラインは久しぶりだった。 短いラインの場合、ムーブを頭の中で繰り返すことより、リズムとパワーで押しきってしまう事を先に考えるため、正確な足置きやホールドの感覚、レストや、ムーブの組み立てなどを繰り返しリアルな想像をすることは少ない。
最近ハマってるラインを終了させるべく、そこへ行くつもりだった。今朝までは。 朝起きて、携帯のメールを確認すると、1月31日に行われる「大沢ボルダー」の整備を行うメイルが入っていた。U2と相談し、予定を変更することにした。 ボルダーをして遊ぶのは久しぶりだった、駐車場に到着すると蒼然たるメンバーがそこにいた。気後れしつつも、今さらかえる訳にもいかず、どうせなら楽しむかと、頭を切り替え課題を全力でトライする事にした。 しかし、僕にとって今日、そこに来ていたK野さんと登ったのは、なかなか良い経験になった。 グレードに「段級」を考え、その実力で全ての人に影響を与えつつ、未だにこだわりを持ち登っている事はなかなか凄いことだ。 一緒に遊んでいても、また話していても、ただリピートをするだけのクライマーと違いとても楽しい。 僕の軽い文章では、それを全て伝えることはできないが、結構ためになる楽しい一日だった。 最近は、本当に寒い岩場のクライミングが多いく、今日も足元が冷える一日で、右足の中指は完全に霜焼になってしまった。 横田基地でも、そんな名前のマラソンが先日行われていたようだ。来年はそのマラソンも30回を迎えるようだが僕も、後30年は登っていたいなーと思った。 |