Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年01月18日 の日記 ......
■ フロストバイト   [ NO. 2010011801-1 ]

 二日前から確信のムーブが頭の中をグルグル回っている、この感覚は久しぶりだ。最近は、難しく、短いラインに多く取り付いていたので、長さがあり、弐の腕に充実を感じる石灰岩のラインは久しぶりだった。
 短いラインの場合、ムーブを頭の中で繰り返すことより、リズムとパワーで押しきってしまう事を先に考えるため、正確な足置きやホールドの感覚、レストや、ムーブの組み立てなどを繰り返しリアルな想像をすることは少ない。

 最近ハマってるラインを終了させるべく、そこへ行くつもりだった。今朝までは。

 朝起きて、携帯のメールを確認すると、1月31日に行われる「大沢ボルダー」の整備を行うメイルが入っていた。U2と相談し、予定を変更することにした。

 

 ボルダーをして遊ぶのは久しぶりだった、駐車場に到着すると蒼然たるメンバーがそこにいた。気後れしつつも、今さらかえる訳にもいかず、どうせなら楽しむかと、頭を切り替え課題を全力でトライする事にした。

 しかし、僕にとって今日、そこに来ていたK野さんと登ったのは、なかなか良い経験になった。

 グレードに「段級」を考え、その実力で全ての人に影響を与えつつ、未だにこだわりを持ち登っている事はなかなか凄いことだ。

 一緒に遊んでいても、また話していても、ただリピートをするだけのクライマーと違いとても楽しい。

 

 僕の軽い文章では、それを全て伝えることはできないが、結構ためになる楽しい一日だった。

 最近は、本当に寒い岩場のクライミングが多いく、今日も足元が冷える一日で、右足の中指は完全に霜焼になってしまった。

 横田基地でも、そんな名前のマラソンが先日行われていたようだ。来年はそのマラソンも30回を迎えるようだが僕も、後30年は登っていたいなーと思った。

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2010011801-2 ]
K野氏には、単なる石登りを超えた魅力があるようです。石の囁きを心と身体で感じ取り、対話しながら登るその姿は、多くのボルダラーにとって伝道師のような存在であり、まさにカリスマ的存在ですね。
彼の創った課題やルートはそれ自体が独立してあるのではなく、彼の存在を合わせたものであり、どちらが欠けても課題やルートとして成り立たないような強烈な印象を受けます。岩に触っていれば大満足の私などは足元にも及びません。
何れにしても彼と一緒に登れたことは、今後クライミングを続けて行く上で貴重な体験だったと思われます。
K 2010/01/19 21:22:18 
■(無題)   [ NO. 2010011801-3 ]
 独特の雰囲気を持った人で、その言動は一貫していて、嫌味がなく。本質を貫いている気がしました。
 おかげで、とても面白い一日になりました。
フジ 2010/01/21 22:02:52 

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