その大きな、フランケにはTRを含めると20近くラインがある。今日は、一見して魅力的に感じた奥から3本目のボルトラインの10bの取り付くことにした。そしてオンサイト!。感想は「このグレードにしては、面白い!」、クラック・フレークがメインだが最後には、コルネも出てくる。 U2は、その左にある10dを危なげ無くオンサイト。十一面で大ホールしてから、僕が知る限り初めてのオンサイトだ。これぐらいのラインなら、もう大丈夫なのだろう。 妙さんと、泰史さんは下の方で登っている。みんなこのエリアは初めてだ。 その後一番奥の11dと12aに取り付いた。そこはフランケの一番奥であり、ルンゼ状のブックエンドとなっている。この2本はなかなかの☆が付くラインだが、名前がないのが残念だった。 僕らはオンサイトを失敗。ぶら下がり、ハングドックの最中、日が陰りはじめ、時たま強い風が吹いていた。 ブックエンド状の岩の上からは、その度に大量の枯葉が舞い、この2本のラインを「枯葉の舞」と「枯葉踊り」と言うことにした(もちろん仮称)。 枯葉とは…決して自分の事ではないのだが、踊るように、トップロープ状態で出来たので次回はRP出来そうだ。 帰宅途上、燻製にした魚を友人宅を回り、普段のお礼にと渡すと、次々とそのお礼に「ゆず味噌」「抜きたての大根」「アイスバイル(レンタル)」などを頂いてしまった。最後は「わらしべ長者」の様な気分で家に帰り、本当にいい2010年の初登攀が出来た。 |