自然の奥深さを改めて知る、人の姿は皆無だ。森の奥深く静かに登り、2日目だ!。 昨日は、朝から飛びきり冷たい風が岩に向かいふっきさらし、午後になると、ドンヨリした雲が空を覆い、寒さと闘いながら攀じっていた。 今朝は、林道が白くテカテカとなり冷気がたちこめるが、風がなく日差しが入り始めると結構暖かだ。。。しかし岩は、コルネの染み出しに結構厚くベルグラが張っている。もう少しこのベルグラが発達すればシンアイスになりそうだ。実際、沢沿いのあちらこちらには、かなり大きく発達した氷柱が下がっている。11−を1、12−を2、12Nを2、ラインをきれいにしつつ、登った。 僕にとってここへ来ることは、遊園地に来ている様で、毎日毎日がたまらなく楽しい。久々に岩の事が頭から離れない。汚く石灰質のチリがつもり、苔になってしまったラインが眠りから覚めるかのようだ。(ちょっと大げさな表現で、キモイね。でもかなり嬉しくて、はしゃいでしまいそうなのを、抑えている様な感じだ。) 昨日は、お昼をとる時間もなかなかなく、パンをかじりながら岩に張り付いていたが、今日はアルミホイルで包んだおにぎりを、自作の網で揚げ底にし、蒸し器のように温め食べる。 この調子で明日の登りまくりたい!!。暫く、このモチベーションは、寒さに負けることもなさそうだ。 |