Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2013年09月30日 の日記 ......
■ ピンピンキレキレ   [ NO. 2013093001-1 ]

 今年は何回沢に入っただろう?
 多分10回程じゃないだろうか?少ない回数で釣果を上げるため、なれた沢にタイミングを測り短時間で通った感が強い。
 それも楽しいが、緊張と興奮でテンションが上がることはなかった。
 やはり今年最後の釣行は知らない沢に入り、自分の経験と判断力を駆使し、遡行しつつ、釣果を上げたほうがいいだろう。
 何処に入ろうか?悩みながらも、以前職場の先輩に勧められたI沢に入渓することとする。

 I沢には、成魚放流はほとんどない。そのせいもあって、今まで釣行を目的で入渓したことは一度も無かった。原頭付近に沢登りを目的に一度入ったことはあったが滝の連続で幅も狭く、沢全体の傾斜が強すぎるため、釣りにはならないと思っていた。
 車は本流との出会い付近に止め、すぐに入渓する。
 案の定、水深は30cm程で幅は10mも無いほどだった。
 この調子では今日は釣果0かと思い、ゆっくり進むと、川幅が狭いため、ルンゼ状に露岩して傾斜が増してきた。傾斜が増すと、所々大きな淵が出てくる。
 そういったところにはヤマメが居着いているようで、結構いい当たりがある。
 サイズは若干小さいが、嘴がしっかりとし、体高があり婚姻色が美しい。
 ヒレもピンピンの良型だ。
 間違いなく天然だろう。
 さらに進むと、大きな堰堤も多く、滝の連続といった感じだ。そのため意外と淵も多く、良いポイントが連続する。
 辺りが開けた地形のところは、薮が大きくなり、沢の上部でつながり、トンネル状になっている。
 
 人が通っていない分、自然に帰っているようで、やや怖い。ここは秋よりも、春一番に来た方が、大きく育った良型が釣れるのではないだろうか?そんなことを感じながら進むと、ここより先禁猟区の看板が有り、採石場の付近に出てしまう。それ以上は進めない。一度林道に上がるためルートを探す。


釣果は結局ヤマメ3、イワナ1の計4匹だったが。それ以上に、色々冒険チックな行動が多く面白い締めくくりとなった。沢から出るときも、持っていた10mの細引で投げ縄をし、フィックスを作成し、どうにか脱出した。
 次回来るときは、仲間と昼間に来たいと思った。

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