一週間ぶりの白妙だが、体は腰が痛い他は、よく動く!。 アップがてら、アプローチ整備をしてから、昼近くなってヘラクレスに取りつくが、下部のボルダームーブは難しく感じなかった(正確には2級ぐらいなのだろう)。 三郎さんが、当時終了点付近でホールしている話を聞き、その部分だけTRで確認しようと思い、あえてトップアウトする。 終了点付近の、初登者のムーブを想像しつつ、三郎さんのホールの理由も考えてみる。 多分最後まで、左からのラインと合流せず、直上するのだろうと言う事は想像がつく。多分、その上でのグレーディングなのだろうと。 初見だと、ガバが一か所、ブラインドホールドとなり、よく確認できない。ここだろうと想像しつつ。直上でムーブを再確認する。 次の便で、RPを狙ってやってみようと思い、掃除をしてから、ロワーダウンし、チャレンジした。 スタートの核心は、なんなくこなせた。登りながらいろいろ想像したが、レストポイントがキーになるだろうと思い、出来そうなところはなるべくレストした。上部核心のホールドも、しけってはいたがどうにかRP出来た。 感想は、このラインは、白妙アイビーフェイスの一押しラインだと思われるが、意外と登攀者は多くなく、ホールドは汚れ、シューズも真っ白になってしまうほど、岩は風化していた。 そこで、今回はクラシカルなラインではあるが、全体をワイヤーブラシで掃除させていただいた。 ホールド、スタンスはもちろんだが、渇きを良くするため、関係ないコナコナした部分も、少し掃除した。 全体的に、かなり綺麗になったし、次にトライする人は、かなりスポーティーな印象を受けるのではないかと思う。 そうして、RP後に河原で手ごろな石を拾いライン名を記入し、スタート付近にチョックさせた。 こういった事だけでも、この素晴らしいラインに、興味を持ってくれる人がいるかも知れないし、アイビーフェイスに見に来て、オブザベした後、スタート付近にチョックストーンのライン名があれば、興味をそそられるのではないかと想像してしまった。 僕にとってもいい思い出だし、邪魔だと思う人がいればチョックストーンを外し捨ててもらっても構わないだろう。 |