
自分のメモを確認すると、「savage?」をRPしたのは、2008年12月9日だった。 そのシーズンを最後に、二子には行っていなかった。丸3年ぶり(間2シーズン)ということになる。 再び来てみると、平日は以前より空いている気がする。 岩場の雰囲気は、僕にとって特に目標も持っていない分、以前ほど威圧感や緊張感もない。 来るまでは、どのラインをやろうかと、いろいろ考えていたが、「悪魔のエチュード」でアップすると、その先が自然と気になり、途中のレッジとは言えないような、大きなコルネの上に立ち、ラインを切ってしまうのは、どうも不自然な気がしてしまった。 家に帰り、「ジョナサン・リビングストーン・シーガル」という名と初登攀者の名を確認して、その気持ちはさらに進んだ。核心はかなりエグイムーブも出てくるが、多分2級程だと思われる。 スポートラインと分類するには、結構ワイルドな感じを受けるこのラインに、初登攀者がどんな気持ちで、設定しボルトを打ち、それを克服し、名を付けたのか考えると、まさに惹かれずにいられない。 リチャードバックの「かもめのジョナサン」は誰しも影響を受けた小説だろうし、その内容は、大いにクライミングに通じると以前から思っていた。 それを、ずーと以前に同じように感じ、ラインに名付けた人がいるのはうれしい事だ。 その時の彼の気持ちとムーブを解明し、RPすることは、時間がかかってもやってみたいと思ってしまう。多分またクライミングが楽しくなりそうだ。 出来れば、堀さんにお会いして、いろいろ話を聞いてみたい。
写真は、クールダウンで「おいしいよ」を登る旅人君。これは加工無です、ウーム!!美しい景色です。 |