Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年10月19日 の日記 ......
■ Climberの休日   [ NO. 2010101901-1 ]

 久々の、休暇は最高のチャレンジだった。〇友ルートの名の由来は不明だが、僕は「良い友との思い出」と理解した。
 4ピッチの内、中2ピッチは、結構曲者でシビれる。…技量を押し測られる感じだ。ピッチラインには、グレードこそ10aが付いているが、その10aのラインは、概ね20mで、ボルトは5本だけだった。

 途中に浅いフレークがあるがマスターカムの青だっただろうか?それと、穴凹に赤のエイリアンをセットし、また5mのランナウトがスタートする。一手一足を確信の元に進めないと偉い事になってしまう。


 しかしそれよりも、僕がヤバいと感じたのは、5.8が付いている3ピッチ目だった。
 3ピッチ目は、ワイドからスクイーズとなり最後は閉じぎみになってしまうため、外に出なくてはならない。この手のラインは、この一年結構触ってきたつもりだったが、こんなに変化に富み、さらに最後はフレークをうまく使い、クラックの外に出なくてはならないラインは初めてかもしれない。
 それは、簡単に言うとその間プロテクションが取れなくなるということだ。
 畦ちゃんは随分時間をかけていたが、その間安定した体制を取り直し、狭くなって行くスクイーズチムニーを眺めながらずっとオブザベを繰り返していたようだ。
 畦ちゃんは見事オンサイトしたが、僕は同じラインをフォローで登っている時、思わず「ロープアップ」ではなく、「張って!」と言ってしまった。テンションこそ入れなかったが、僕がリードしていたら今日のオンサイトはあっただろうか?無かったかもしれない。  その部分のランナウトは5m以上に達していただろう!。  ハッキリ言って優しいと言えるラインではなかった。
 畦ちゃんはピンチになっても、頭の中を常に冷たくしていられるタイプなのだろう。そんなタイプの畦ちゃんはもっともっといろいろ覚えてもらって、経験も積んでもらわないと。
 次回みんなで、このラインを登りに来るのはいつか解らないが、サンドイッチと紅茶でも持って登り、岩塔の上の林で、食事をしてラッペルするくらいリラックスして登りたいと思った。


 U2が、先輩のYさんから勧められて来たラインなのに、面白いところを僕と畦ちゃんで登ってしまい、少し悪かったかな。悪しからず。

...... 返信 ......
■不動沢   [ NO. 2010101901-2 ]
不動に行ってたんですねー。しかも一番面白いやつを。

いまでこそ強固なボルトに打ち変わっているものの、グラウンドアップで弱点付いたライン。初登者の心意気が感じられるルートですよね。

ぼちぼち寒くなって不動沢のシーズンも終わりですけど、時間があったら弁天岩の残氷クラックと魔天岩の陽炎・蜃気楼・電光クラックに行ってみて下さい。弁天岩のてっぺんに立てば不動が全部見えますので。
たびと 2010/10/21 23:40:54 
■(無題)   [ NO. 2010101901-3 ]
陽炎と蜃気楼の噂わ聴いています。U2の話だと、結構やばそうですね。その内チャンスがあればいってみたいと思います。
もう結構寒いから来年かな?年内はしばらく末端壁かな?
また最近、腰に違和感があるから無理しないで頑張ります。
フジ 2010/10/23 07:47:47 

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