Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年09月11日 の日記 ......
■ 秋の釣り   [ NO. 2010091101-1 ]

 野山は、ススキが風にゆれ、木の葉や栗が落ち始め、ドングリが実り、魚は婚姻色が薄らと出はじめている。
 今年の渓流釣りも残すところ、あと半月たらずとなった。渓流に限らず、シーズンスポーツを楽しむ人は皆同じなのだろうが、一年経つごとに月日の速さと重さを感じつつ、モチベーションを上げ、自然を愛で、それぞれのフィールドで楽しんでいるのだろうとつくづく思う。まさに一般の人が花見や紅葉狩をする事の延長にあるのだろう。

 釣りをするとき、数を釣りたい、と思うのは果たして良い事なのか?悪い事なのか?
 僕は今日、年間の釣果3桁を目指し、餌で釣りをしに行って来た。川に入ると、先行者は2名。先の方に、確認できるぐらいの距離にいる。
 僕が近づくと逃げるように先行する。全くイライラする。人の後を釣っていては、釣果は全く変わってしまう。
 かといって、駆けっこして追い抜かす訳にもいかず、仕方無く竿抜けポイントを探し、線と点の釣りを心掛け丁寧に探りを入れていく。
結局釣果は、2匹ばらし、7匹だった(リリースは抜き)。…それは、何か神のお告げのような気さえした。9匹釣れば目標達成だったが、2匹ばらしたというのは感慨深く、罪深い気さえする。
 
 写真は、12〜13cm程しかない山女の稚魚だが、幸いにも下顎にきれいにフッキングしたため、リリースした。その直後の映像だ。

 しかし、なんとも綺麗に鰭が映り、まるでグレーリング(カワヒメマス)のようだ。


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