Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年08月19日 の日記 ......
■ Inハコヤ岩   [ NO. 2010081901-1 ]

 「冬の誘い」の2ピッチ目のオンサイトを逃してしまった。薄かぶりのクラックに対し、リアルに想像することが出来ず、セットに対するオブザベーションが甘いのが敗因だろう。

 ハンドのムーブ自体は間違いなかったが、スタンスの処理が悪く、体をうまく上げられ無かった。段差のあるハング帯は、ハンドを上手く処理しても、膝はルーフ部分に邪魔され、上がらずに、処理に困る事をもっとリアルに想像すべきであった。フレアーしているシンハンドは、フレアーした部分にセットするより、手前のパラレルな部分に大き目のカムを入れた方が、安定しセット出来ることを忘れないようにしたい。

 オンサイトを逃しはしたが、同じようなパターンが出て来た時は、これを思い出し活かしたいものだ。

 

 「冬の誘い」を3P登ると、雨が降り始めた。下山時一旦雨が止んだため、目に入ってきた、美しいクラックをチャレンジすることにした。

 多分5.9〜10ではないかと思われるそのクラックは、まだ濡れないで残っていた。それは、自分の目を信じ取り付いた初めてのクラックかもしれない。そして、オンサイトかと思ったが、残り3m程を残し、雨は土砂降りとなってしまった。最終的に10m程をゆっくりとエイドダウンし敗退となった。

 下降時「焦らず安全に!」と自分に言い聞かせながら下降したが、自分よりビレイヤーの人はもっと緊張していたに違いなかった。大変迷惑をかけてしまった。

 小さいハングを見つけ1時間ほど雨宿りをし、駐車場に戻ると空は快晴となっていた。まだ日は高く岩はすぐに乾きそうであった。シートを広げ、器材を乾しながらギヤーのチェックをしていると、先ほどの無名クラックは、「ファンキーナッツ」であることが分かった。次回は絶対リベンジしたいと思った。

 その後、大休憩をはさみ、水晶スラブの「ノイズ」に取り付くも、滑りが残りRPすることは出来なかったので次回それも合わせてリベンジしたい。

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2010081901-2 ]
 東京周辺が大雨だったことを考えると小川山は正解でした。
 クラック(トラッド)の場合、スポーツルート以上にタクティクスの要素が強く楽しいです。ジャミングのサイズ、きかせ方、カムのサイズと安全な間隔でセットするポイントの判断等に加え、テーピングやギアのぶら下げ方なども大きな要素ですね。
 またトラッドのマルチやりましょう。よろしく。
 
K 2010/08/20 22:19:40 
■こちらこそ   [ NO. 2010081901-3 ]
 まだまだ、登ってみたいピッチラインがいっぱいありますのでよろしくお願いします。
フジ 2010/08/23 17:08:09 

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