堪んない。 今日は、写真も無く、書くつもりはなかったが、書かずにはいられないくらい結構いい山行だった。 何年たっても、今日の僕の興奮は忘れたくない。多分今後の僕に、必要な刺激だった気がする。初めて川上小唄を登った時の様なものだろう。 メンバーはKさん、F田君と僕の3名。僕以外のメンバーの登りは、僕にとってとても刺激的だった。 僕は、スラブなどでアップをした。その後の僕の課題は、「最高ルーフ」「ノーリターン」「バナナ」だった。「最高ルーフ」はOS、「ノーリターン」は2撃、「バナナ」2撃目でトップロープノーテンだったが、この課題は、セットで一変する。舐めてはトライできない。生命の危険と言うものを多少感じつつのチャレンジになるだろう。 「バナナ」を登っている時のF田君の独り言のおまじないは、見習いたい。 僕以外の2名は、もういつRPしてもおかしくない感じだった。そのせいもあって、僕はいい刺激を受ける事が出来た。 ? 今日得た事は多く、クラックはセンスと度胸と思っていたが。それは違い、フェイスと変わらず、ハート(motivation)と岩を触り冷静の中にある高揚感(ascension?)のようなものであるように感じた。 益々、クラックが楽しくなってきた。 後、3年前に少しでも上手くなるために、コンタクトを入れようと考え、買ってみたが、無精な僕は一度も使わずに使用期限が切れてしまった。今日は期限が切れたコンタクトを入れて見たが、景色はハイビジョンテレビの様で、堪らない映像の連続だった。 右0.3左0.1の視力では、景色は楽しむまでで、愛でるまでいかない。 今後は、クライミングを10倍楽しむためにも、景色の良い所では、コンタクトをしたいと思った。 |