ここ最近、全く釣りに行っていない。そして久々に、魚が竿を曲げてくれる緊張感を感じたくなり、梅雨前の最後とも思われる休日を、釣りとボルダーで迷ったが、釣りに行くことにした。
西に車を走らせていると、いつもの田舎道沿いは、もう桑苺が道に落ち、栗の花が風になびいている。…結構風が強い。餌釣りじゃ、ラインが流され、当たりが上手くとれないかもしれない。いろいろ考えつつ、川に着くと、水量もだいぶすくない。迷いつつも、ルアーで攻めてみることにした。 釣果は8匹だったが、いずれも魚体が小さく、釣ってしまうのがかわいそうで、3度バラしたがその度にホッとしてしまった、きれいに下顎にフッキングしたものはリリースし、秋にまた会うことにした。 お持ちかえりは、小型ながらも良型の3匹とした。
釣りをしながら、クライミングの映像編集の事を考えたりした。 そして最近見たソニー・トロッターの13d(レトロ・トラッド・ランナウト)の映像に、魅了された事が脳裏をよぎった。 その後、小山田さんの数日前のブログにも、海外インタビューを受けた内容で、面白い事が書いてあったのを思い出した。 …それらはゲルマン民族特有の思考なのか、それともクライマーのGenomと言うべきものなのだろうか?そう思わせる思考には、「人類の可能性」というものを意識した言動を強く感じる。 私の健康クライミングも、多少は影響を受けたいと感じた。 |