Grimperときどき脂鰭そして流されて

Master of Stoneに憧れつつも、パートナーのいない日はTrout Fishingに出かけてしまう日々の記録
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...... 2010年02月02日 の日記 ......
■ 降雪10pのなか   [ NO. 2010020201-1 ]

 このエリアに来ると、人からいろんな事を吸収したい気持ちや、いろいろ伝えたい気持になる。Kさん、U2、Wさんなど、僕にないものを持っている人も多く、来る度に楽しくなる。

 向かう途上、木々は異様に「通せんぼ」をしていた。

 

 エリアに着くと、荷物場には無数の猿の足跡がある。昨日の降雪時、群れが体を寄せ合って一夜を過ごした様子が、容易に想像できた。

 足跡は谷の開けた方に向かい続いていた。

 多分、僕たちが来る前に餌を探しに出かけたんだろう。

 

 今日も強引にU2にお願いし、積雪の中運転させビレイをさせ僕のチャレンジに着き合わせてしまった。僕の「岩を見ないと諦めきれない」とダダッコの様な言い訳で、人を使ってしまう行為を、神が見逃すははずも無く、1回目のチャレンジは最後のポケットで、またしてもホール!。染み出しが原因であった。

 2回目は、核心のキーホールドが「パキッ」と音がし、ホール。Kさんに固めていただいたアンダーが割れてしまった。

 落胆し、「グレードは、一気にあだってしまった」と諦めていたら、欠けた岩の欠片をU2が確認していた!。自然の摂理には反するが、人類の英知の力で元に戻せれば、どうにかチャレンジは出来そうである。

 

 明日は、フランケのリボルトと、ホールド修理になりそうだ。

 ホールドの修理は、初めての経験で、少し戸惑うが。こんなに燃えてチャレンジするのも久々だ!。

...... 返信 ......
■(無題)   [ NO. 2010020201-2 ]
 だいぶ積もったようですが、1週間では融けないですかね?欠けたホールドなんとかなるよう祈ってます。
 前回の記事でさぶろうさんの「試登中」についてのコメントがありました。
この岩場は20年以上前に開拓されたらしく、私が初めて観に行ったのは15年ほど前でした。どの程度の開拓期間があったのか不明ですが、岩場の状態は既に荒れ気味でしたが、札の幾つかは、ルート名、グレード、試登中、などの文字がなんとか読める状態でした。しかし昨年訪れた時は、ほとんどの札の文字が判別できない状態になっていました。ラインのホールドは部分的に風化し、スリングやビナは劣化が酷く、ハングには試登中と思われる腐り気味のヌンチャクが下がっており、荒れ放題の状態でした。当時トポが出回ったらしいのですが、手に入るのならラインを確認してみたいですね。
大掃除の後、試登中のラインの何本かを登ってしまった可能性がありますが、開拓者から苦情が出たら、素直にお詫びをするしかないですね。経過年数的には許してくれるかな?なんて楽観的に思っています。
ところでI山さんからの話によると、フランケのラインは全てルート名は付けていないとのことです。また対岸鍾乳洞壁は思ったより脆く諦めたとのことでした。
RCT 2010/02/02 22:32:17 
■僕も。   [ NO. 2010020201-3 ]
 ハハハ。全く同内容を三郎さんにメールしたところでした。
 僕も全く同意見ですが、去年の春から雑木の撤去や、岩の掃除や、不法投棄の回収とゴミ出しなど、大変な思いをして、再生させようと努力している先輩は、怒られることはしていないと自信を持って言えます。
 僕も数年前から存在は知っていて、気になっていましたが、それは掃除して登ろうと思えるような状態ではなく、ただの汚い岩にしか見えませんでした。
 状況から判断し、20年近くほったらかしだったそれは、再開拓が必要であり、今他の人が見に来ても、掃除が済んだそれは、素晴らしい岩とは思っても、ボルト状態を確認したりしないといけない事を考えると、チャレンジする人は殆どいないでしょう。
 メジャーな岩場にしか行ったかこのない人は、ホールドが風化し剥がれたリ、コルネが取れてしまったりすることは知らないかもしれません。結構危険であり、状況を判断しヘルメットを付ける事も場合によっては必要です。
 また、この岩場に人が来なくなった理由は、正確には不明ですので、いろいろな事を考慮し、デリケートに静かに登るのが理想でしょう。山の中の事ですから、もの好きしか来ないでしょうが、三の木戸もそうであるように、整備が済むと来訪者は少しずつ増える可能性もあります。
 その存在も静かに広まるでしょう。
 数年前に、榛名の黒岩の一部で、再開拓再発表がありましたが、ここはそうはならないでしょう。
 どこにも載らず、佐久滋賀のように、クライマーの間だけで静かに広がり、静かに登り、自然の中の美しい風景を見ながら、厳しい自然を感じながら、それに合わせられるクライマーだけが、静かに遊べるエリアになっていくことを望みます。
 少なくとも、僕にとっては楽園で、当時の開拓者や、RCTさんには感謝です。もちろん御詫びもしますが、出来ればこの気持ちを伝えたいです。

 ちなみに今日これから、リボルトに行って来ます。命名の何本かをリボルトしてくれるU2にお願いできないでしょうか?I山様にお伝えください。
フジ 2010/02/05 13:15:19 

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